木曜日から、鳥の劇場さんを初訪問してきました。
目的は、フォーラムへの登壇のお願いと、鳥の劇場さんの作品鑑賞です!!>fantastic
鳥の劇場さんのある鳥取県旧鹿野町(現在、鳥取市らしいが…)は、鳥取市から車で30分ほど。
江戸時代初頭に鹿野城が築かれ城下町として発展したそう。
城郭は残っていませんが、お堀があり、天守台のあった山に登ることができます。
鳥瞰写真は天守があった山頂から。
山に登ると、ここに城を構えた理由がよく分かります。
遥か前方に海が見え、田畑がつづき、小さな城下町があります。
守りに適した地形ということでしょうか。
町並はたいへん美しく、水路が巡らされ、清らかな水が流れています。
田んぼの真ん中に見えるのが、かつての鹿野小学校&幼稚園。
いまは周辺3校が統合してひとつの学校になっています。
使われなくなった小学校&幼稚園はいま、鳥の劇場として生まれ変わりました。
入り口を入るとすぐ、事務所があります。
鳥の劇場のスタッフのみなさん。
鳥の劇場は、シアターの名前でもあり、劇団の名前でもあります。
だのでスタッフさんには、マネジメントのみならず、テクニカルさんや劇団員さんがいます。
ロビー
託児所。
観劇中もこれでばっちり!
ホワイエには、今年度のプログラムを紹介している棚がありました。
激カワ☆
劇場にはカフェも。
観劇後にここでコーヒーやビールを飲みながらアフタートークが行われるそう!
鳥の劇場さんのホームである鳥の劇場は、体育館を改装したもの。
今日、土曜日からここで魯迅の短編小説を元にした劇がはじまりました。
魯迅の作ではありますが、紀元前から伝わる中国の物語。
語り継がれて和国にももたらされた、普遍的な物語。
それを魯迅がアイロニカルに、ときにコミカルに描いた短編。
大王の権力にたちむかう青年を主人公に、大衆のたくましさと愚かさ、不条理と摩訶不思議が交錯するストーリー。古代を舞台にしながらも、ときおり現代のリアルを感じさせる演出。
鳥劇風鋳剣、『剣を鍛える話』は、下記をご覧ください。
『剣を鍛える話』
作・魯迅
翻訳・竹内好
演出・中島諒人
7月11日〜20日まで毎日上演。
詳細は、鳥の劇場ウェブサイトをご覧ください