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第1回モヤモヤ読書終了!
今日は、大阪にて第1回目のモヤモヤ読書でした。
たいへん盛り上がりましたし、たいへんモヤモヤしたモヤ経験を積むことができました。

今回の読書本は、タブッキの「インド夜想曲」。
名前もさることながら、モヤモヤするのに最適なモヤ認定本。
イタリア人の主人公が、友人を探しにインドにやって来るというお話し…の、はずが、なにやら結末は、モヤモヤになるという、モヤ読本。

今回試してみたモヤモヤ読書の流れはだいたいこんな感じ。
(1)モヤモヤ読書専用のモヤ封筒に、自分がモヤっとする箇所を書いてもらいます。(モヤ出し)
(2)どんなところにモヤっとしたかを披露してもらい、どういうモヤを発見したかモヤモヤしながらお話してもらいます。 
そのとき、披露されたモヤに、モヤつっこみを入れたり、さらにモヤを重ねたりして、どんどんモヤモヤしていきます。
(3)人の話しを聞いて、モヤっと気になったところは、モヤ付箋に書き出して、テーブルに置いていきます。
(4)ひとまわりしたら、本全体の感想をモヤっと話し合い、モヤモヤを深めていきます。
(5)一通りモヤ談義が終わったら、モヤ封筒に自分が気に入ったモヤつっこみが書かれたモヤ付箋を入れて持ち帰ります。(家に帰って見直してニヤニヤしてください)
(5)そして最後に、おもむろに全員で立ち上がり、モヤモヤを引きずったまま、まちを散歩します。これを「モヤモヤ行脚」といいます。

思いのほか自分が関心があることに焦点をあてて本を読んでいるんだなということに気付かされます。
みんなでモヤモヤを披露することで、そんなモヤがあったとは!というようなモヤ発見もわんさか出てきて、さらにモヤモヤが深まっていきました。そのモヤを引きずって、もう一度読み返してみると、ぜったいに違った世界に出会えることでしょう。

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最初のモヤ出し風景。気になる箇所を、浅草にあるモヤモヤの殿堂「ゴールデンモヤモヤ」が描かれたモヤモヤ封筒に書き出していきます。
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こんな感じでモヤ付箋が集積していきます。このモヤ付箋は、モヤ封筒にいれてお持ち帰りしてもらいます。
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「モヤモヤ行脚」。今回は、大阪は堂山町付近をあるきました。堂山とは、ずっとずっと昔、死体(胴体)が山のように積まれた場所だったから、堂山とも、太融寺の大きなお堂が山のようにそびえていたから、堂山とも言われているところ。いまは梅田随一の歓楽街。
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ここが、太融寺。大阪の繁華街にあるとは思えない、まるで山の中のお堂のような雰囲気。願いをかなえてくれるというお不動さん。熱心に拝んでいる人もいらっしゃいます。
ものっすごいモヤモヤパワースポットで、僕は、狐に憑かれたようにモヤモヤに疲れてしまいました。

いやぁ、モヤモヤ読書って本当におもしろいですね。

次回のモヤモヤ読書は、2回ともすでに定員に達してしまいました。
なんとかモヤモヤ読書は続けたいと思っています。
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by artsnpolink | 2010-11-27 22:45 | ●事務局からのお知らせ
モヤモヤ読書に向けて。
AAF学校in大阪「モヤモヤ読書」の影響で、宮本常一の本を読んでいます。
先日、「モヤモヤ読書」の指定書である『忘れられた日本人』を読み終えたので、つぎは「日本の村・海をひらいた人々」を読み始めました。
今日、鳥取の食堂でお茶を待つあいだに「日本の村」を読んで、ふと心に浮かんだことがありました。
たまにはこういう事務局スタッフのひとりごとブログもあってもいいだろうと思い、メモ程度に書いておきたいと思います。

--
祖父が住んでいた家は、祖父が生まれた時からあったそうです。祖父は昨年、92歳で無くなりましたから、築100年は経ていたろうと思われます。
もちろん、分家の分家ですし、貧乏な家ですから、たいした屋敷ではありませんし、田舎にはその程度の築年数の家はいくらでもありますから、とくに目立つところのある家でもありませんでした。
屋根の朽ち果てかけた祖父の素朴な家について、これまで深く考えたことがありませんでしたが、「日本の村」を読んでいて、ふとその家でのコトを思い出しました。
この「日本の村」の前段は、屋根のかたちや間取りについての描写と、民俗学的な説明です。"少年少女"に向けた本ですので、たいへん分かりやすく、僕でも読み進めることができます。
この本によると、もともと古い家は、主家と料理をするカマヤに二つ別れて棟があったそうです。それが、生活する場所と火を使う場所とが二つに別れていてはなにかと不便ですから、時代を経るにつれだんだんと一つにつながり、ひとつの家になっていきました。そして、土間と座敷の間にある梁は、トイカクシと呼ばれるようになりました。雨樋を隠すということからも、かつては棟が別だったことが伺えます。いまはその名前すらも忘れられようとしていますが、その名残として残っているのは、ふたつの玄関だそうです。
そのふたつの玄関について、こう書いてありました。
「トイカクシという名をきくことのできなくなった家でも、勝手口のほかにげんかんをもっている家は、じつに多いのです。(中略)私たちには、家へ入るのに二つの入口が必要であったことを、ものがたっています。なぜなら、もと家は二軒からできていたからであり、二つの家の使用する目的もちがっていたために、家が一つになっても、入口が二つ必要だったのでしょう。(中略)私の考えというのは、主家のほうはもと神様をまつる所だったと思うのです。(中略)その家には、けがれたものを入れてはならない、という考え方がありました。これにたいして、カマヤのほうは火をたく所であり、また日常生活する所だったと思います。カマヤで、くらしをたて、別の家で神さまをまつる。その神さまをまつる所で、夜は人もねむったのでしょう。」
欧米の家にも同じように勝手口があるのを映画やドラマでよくみかけます。西洋建築を取り入れた現代の家にももちろん勝手口がありますが、たしかに祖父の家と、近代的な我が家とでは勝手口のもつ役割や意味がずいぶんと違います。
祖父の家は、料理をつくるお勝手は、灰色の土を固めた土間になっており、座敷よりぐっと低くなっていました。僕が子どものころはすでに土間に水道がひいてありましたが、井戸が屋外にありましたから、むかしは洗い物は外に出てやり、勝手口からものを出し入れします。厠ももちろん外にありましたから、勝手口から出入りします。そんなときは通りに面しているおもて玄関から出入りすることはありません。子どもの頃は、おもて玄関を使うことがためらわれました。普段おもて玄関をめったに開けることはなく、いつでも勝手口から出入りしました。お勝手の土間は、外と家のどっちにも属さない中間空間のような印象があり、すんなりと家に入ることができました。それにひきかえ、おもて玄関から入るのは、なにやら余所の人みたいな感じを受けたもので、仰々しく、他人行儀な印象がしました。不思議なもので、勝手口から入る座敷と、おもて玄関から入る座敷とは、同じ座敷なのに"心持ち"がずいぶんと違うのです。
いま思い起こすと、おもて玄関からは真正面に神棚が見えますが、勝手口から見えるのは、座敷を通して納戸と奥の間でした。
大人が普段使わないものですから、おもて玄関から入ることが子供心になにやら恐ろしくもありました。
ケ(褻=日常)とハレの違いは知識としてわかるようになりましたが、子どもの頃の"なにやら気になる感覚"はいまでも鮮明によみがえります。
僕が小学生の頃というのは、1980年代中頃のことですが、かつて主家とカマヤが二つに別れていたころの、「記憶の名残」はいまでも残っているのかもしれません。

今日、もうひとつ同じような"なにやら気になる感覚"を味わいました。
フォーラム開催に向けてお伺いをするにあたり、たいへん立派なお屋敷を訪問しました。母屋の玄関の控えの間には、枯山水が描かれたみごとな屏風がありますし、もしかしたら武家屋敷なのかもしれません。
当然ながら家の構造からなにから、田舎の祖父の家とずいぶん違います。百姓の村とは違い、鳥取といえばかつての城下町ですから、庭、の意味するところもまったく異なります。お屋敷を訪問させていただいたのは今回で二度目ですが、以前伺ったときからずっと"気になる"ことがありました。それは、客間のお座敷の畳の上には立派なむしろが敷いてあることでした。
はじめは、畳が痛まないようにされているのかなと思いましたが、たいへん立派な籐むしろですから、どうも違うふうに思われました。
「日本の村」には、たたみを紹介するくだりでこのようなことが書いてありました。
「床のある家に住むようになってくると、人々はそのすわる所だけを藺などでおったり、またあんだりしたしき物をしくようになりました。それは、たたんでおくこともできたので、たたみといったのです。そして、たたみのうらに、いまのようにわらのあついトコをつけるようになったのは、あたらしいことです。(中略)また、どこの家でもきれいなよいむしろやござの四、五枚は、いつもしまっておいて、お客のある時にはしいたものでした。とくに、イロリのそばの、その家の主人のすわるところには、むしろやこもをしいておいたものです。(中略)あたらしいむしろは、ふつうの客にはしかせないものだ、とのことでした。町の家で、ざぶとんをすすめるよりはもっと心あついもてなしなのです。そういう気持ちを旅人としてくみとることは、なかなかむつかしいので、見た眼につまらないものだからといって、おろそかに思ってはならないのです。」と、ありました。
いまでいうところの客間に敷く絨毯と同じような感覚だろうと思いますし、それほど大それたことでもありません。でも、こういうことに遭遇したときに、なにかしら"忘れてしまった感覚"がふと呼び起こされることがあります。



今回の「モヤモヤ読書」で試みてみたいことは、そんな、"日常にあるなにやら気になる感覚"に耳を傾けてみたいということなのだと、改めて確認したのでした。
それが、昨年のAAF学校で、最後に櫻田さんが問題提起をしておられた、「考えるということ以前の『違和感』を自覚することの大切さ」に向き合うことであるように思っています。

AAF学校in大阪、残るは初回のみとなりました。
ご予約はお早めに。
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by artsnpolink | 2010-11-17 00:28 | ●事務局つれづれニッキ
東アジア地域社会起業家国際シンポジウム
昨日からタイのバンコクで、ブリティッシュ・カウンシルが主催する東アジア地域社会起業家国際シンポジウムが開催されています。
日本でいうNPOと、諸外国でのNPOの指すところが違うのと同じように、アジア各国のsocial enterpriseと社会的企業とはニュアンスが異なるそうですが、いずれにしてもさまざまな社会的な課題に対して取り組む方々の智恵の共有とネットワーク促進を目的とした当シンポジウム。
アジア各国から200人もの人が参加しているそうです!
日本からの参加者は、こちらブリティッシュカウンシルのホームページからご覧いただけます。
http://www.britishcouncil.org/jp/japan-social-entrepreneurs-what-we-do-east-asia-symposium-bangkok.htm

その熱意はtwitterからも伝わってきます。
http://www.twitter.com/bcjapanse

残念ながら日本からアート系NPO/ソーシャル・エンタープライズの方の参加はほとんどなかったようですが、LLPや一般社団など制度も幅広くなってきましたので、今後はアートオーガニゼーションの経営観も多彩になっていくことでしょう!

僕は、今回参加しておりませんが、日本の参加者みなさまの当日資料レイアウトのお手伝いをさせていただくことができました。それだけでもう感謝感謝。

最後に宣伝。
「ちょっとしたデザインのご用命は、アートNPOリンク・ニッチデザイン部までどうぞ。」
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by artsnpolink | 2010-11-16 01:36 | ●事務局からのお知らせ
メイリントーン♪
以前このコーナー「突撃!隣のアートNPO」で紹介した、元明倫小学校のアーティスト・イン・レジデンスの続報です!
http://meirinair.exblog.jp/
昨日、11月13日にアーティスト・イン・レジデンスの集大成として、「メイリントーン音楽会」が開催されました!
今回滞在されたのは、中村絵美さん。札幌で、アーティストをめざす若い学生さんです。
現在、アーカスのディレクターでもある、小田井真美さんがディレクションし、NPO・NEXT100のみなさんを中心にこの事業が展開されていました。
そこで、さっそく鳥取に行ってまいりました。

この日は秋には珍しく、黄砂が舞う曇り空。京都よりは少し肌寒い気温。
倉吉の円形校舎に向かうと、ありましたメイリントーンのポスターが。
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メイリントーンでは、地元の方々からいらなくなったお鍋やら空き缶やらを提供してもらい、打楽器を創作。さらには、地元中学校の先生がマーチを作曲してくださったとのこと!
いろんな広がりがうまれたのだなーと感じます。
聞くところによると、ほかにも、いろんな方々が主体的に参加してメイリントーンが完成したそう。
これぞ地域力。

僕たちが向かったときには、すでに円形校舎を出て、町の中を練り歩いている時間だったので、校舎をちらっと見学したのち、白壁が立ち並ぶ倉吉のうつくしい町並みをみながら、最終ゴール地点の公園に向かいました。
まちには、観光客の方も多く歩いておられました。
公園はどこか分かるかなぁと探しながら歩くと、思いのほかすぐに見つかりました(笑)
だって、なにやら不思議な荷車があって人だかりができてるんだもん!
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みなさん手にいろんな金物をもっています。
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彼女が作家の中村さん。
後ろにあるのが、今回のために作曲したマーチだそう。
マーチの演奏が始まると、なにやら不思議なダンスがはじまりました。
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マーチは、ケチャみたいな感じで、たぶん一つ一つの音はシンプルなリズムなんだと思うけれど、いろんなリズムが一緒に合わさると、リズミカルで楽しいマーチになってびっくり。
アンコールでは、見学の方にもダンスの参加を呼びかけました。すると、いの一番に、おじいちゃんが挙手して名乗りを上げます。さらに、関西からかな?、関西弁の若いお兄ちゃんたちも飛び入りで参加。
みんなノリがいいのも、このときの雰囲気がどの人も楽しそうだったから。
おじいちゃんとお兄ちゃんたちの飛び入り参加でボルテージは一気に高まりました。
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見てる人たちも手拍子して、観光客もなんだろうと、微笑ましそうに足を止めてみていたのが印象的でした。
楽しいひとときを終え、きっとこのあとの打ち上げも盛り上がったことでしょう!
明倫NEXT100のみなさんが今後どのような活動をされていくのか、楽しみです。
また機会をつくって訪れてみようと誓うのでした。
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by artsnpolink | 2010-11-14 17:20 | ●突撃!隣のアートNPO
AAF学校in大阪、定員間もなく!
AAF学校in大阪「モヤモヤ読書」の定員がすべて間もなくで終了となります。
なお、最終日12月11日「悲しき熱帯」は、定員となりましたので締め切りとさせていただきます。
キャンセル待ちのみ受付させていただきます。
参加をご予定の方はお早めにお申し込みください。
http://arts-npo.org/aafschool2010_osaka.html
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by artsnpolink | 2010-11-10 15:10 | ●学校・講座
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