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全国アートNPOフォーラムin舞鶴/舞鶴ツアー 初日
今年度の全国アートNPOフォーラムは、京都府舞鶴市を予定しています。
今秋の開催を前に、アーティストを舞鶴にお招きし、リンク理事とともにフォーラムに関する打合せ&ツアーを開催しました。
また、現地の方々との交流会には市長、副市長も同席いただき、3NPOの活動紹介も実施。
赤煉瓦倉庫群の文化的転用について意見交換を行いました。
ここに写真報告いたします。
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JR京都駅から電車で約1時間半、「西舞鶴」駅を下車。駅前の食堂でお昼を食べて、赤字路線だという北近畿タンゴ鉄道に。
2両編成のローカル電車にゆられて15分、目的の「丹後神崎」駅に到着。ローカル線は、なんだか旅気分が盛り上がります。
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そこからはチャーターバスに乗車。着いた先は、ホフマン窯。今回は、「NPO法人赤煉瓦倶楽部まいづる」さんによるコーディネート。
手前から、赤煉瓦倶楽部理事の森口さん、馬場さん。NPO法人コミュニティアート・ふなばしの下山さん。
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ホフマンとは、煉瓦を焼く窯を発明したドイツ人の名前。全国に4基のホフマン窯が残るのみだとか。この窯はその中でも最小規模。それでも大きい!
このホフマン窯の特徴は、煙突。通常は一つだそう。
この窯で、舞鶴にある赤煉瓦倉庫群の煉瓦を焼きました。ここが赤煉瓦の始まりです。
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廃墟状態なので、ちょっとばかり怖いけれど、窯の上に乗ってみました。みなさん早くも興奮気味。
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中の構造は、連続燃焼ができるようにOの字型の空洞になっています。詳しくは分からないけれど、火がぐるぐる回っていたのかなと想像してみる。
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中に入ってみる。背の高い人だと頭が使えちゃうぐらいの高さ。一部は崩れ落ちているので、ぐるりとは通り抜けられません。独特の雰囲気を感じました。
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いま、この窯はコンクリート会社の所有。かつてコンクリートを作るのに使われていたという木製の!コンベアも。木製だけに味があります。
ここは、廃墟萌えと工場萌えにはたまらない場所かも?(笑)
でも、個人の所有なので、通常は入ることができません。
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窯の隣は別荘。
別荘のお庭には、椿の花が満開。
そして、松林を抜けるとそこは・・・
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舞鶴湾!
夏は多くの海水浴客が訪れます。
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つぎに向かった先は京都大学の舞鶴水産実験所。
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ここには、アジアでも有数のホルマリン漬けの魚類標本があります。
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シーラカンス。
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分類前なのかな、机の上にもたくさんの標本。
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見せてくれたのは、この若い先生が発見した新種。舞鶴で発見したんだって!先生は2種類目の発見だそう。
この実験所では、海だけではなく、海は川からつながるので、川の源流の調査もしているとのことでした。
中でも興味深いのは、「魚類心理学」というプレートのかかった研究部屋。なんだそれは!?
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3階は宝の部屋!!!かつて研究で使われていた機材や海洋機器などが納められています。
アーティストの小山田さんにも参加いただいたのですが、もう目がキラキラに輝いていました。小山田さんは物知り博士さんなので、いろいろと教えてくれました。
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海底2万マイルごっこができそう。同じく参加いただいた劇作家の松田さんは、早くも新作の構想が!?
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風速計、だって。ドラえもんみたく「ふ〜そくけ〜!」とやったかどうかは定かではない。
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ここには、魚類標本に加え、海藻標本も。あ、押し花とおんなじ方法なんだ。
なかでも楽しかったのは、くるんであった新聞紙。「森進一の結婚相手が決まった!?」との見出しが踊る。
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ここは親魚の飼育もしており、卵をとるんだそう。カタクチイワシの飼育槽。ちょうどエサをあげる時間だった。
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大の大人たちが、食い入るようにエサやりを見ています。
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裏は海。教授先生は、毎日のように海に潜っていると言ってました。こういう施設で研究に没頭できる学生さんたちは、うらやましいな。
この間、隣にある海上自衛隊施設では、ヘリがずっと離着陸の訓練で旋回していました。
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次は、「配水池」。これは旧日本海軍の軍事施設。巨大な戦艦に水道水を配水する施設。戦後は一部倉庫に使われています。現在の管理は市の水道局だそう。
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中は、驚きの空間!!!
このような四角い空間が、互い違いに迷路のように続きます。
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水に埋まって入れないところにまで煉瓦の装飾があります。様式美なんでしょうか。
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そして、ようやくメインの赤煉瓦倉庫群に。市内には赤煉瓦の施設が全部で130もあるといいます。そのうち、赤れんが博物館や市政記念館など、すでに活用されている施設もいくつかあります。見学した倉庫群は、市役所の横にあります。
これらすべて旧海軍の軍事施設で、戦後は民間の倉庫会社と海上自衛隊が使っていました。倉庫会社の移転に伴い、市と国が管理をし、重要文化財の指定を受けました。
http://www.redbrick.jp/maizu/kitasui.htm
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ものすごい物量と空間。その大きさに圧倒されます。ここは米蔵に使われており、ウレタンが敷き詰められています。これも昔の通りに戻すそう。
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これらは全部、海軍の歴史遺産。そこから想起するものは複雑です。年齢によってもそのイメージはずいぶん異なるようです。
この近代遺産をどのように活用、保存していくか。市民を巻き込んだ議論が求められます。
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初日最後は交流会。市長にも挨拶をいただき、意見交換を行いました。
by artsnpolink | 2009-04-17 23:52 | ●次回*アートNPOフォーラム
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